MEDITATION GUIDE

瞑想のやり方|初心者でも続けやすい呼吸・睡眠前・集中のコツ

瞑想をしたことがない人でも始めやすいように、 基本のやり方、呼吸への意識の向け方、寝る前や集中したいときの使い方、 雑念が浮かんだときの考え方まで順番に紹介します。

Unta Japan

うまく無心になれなくても大丈夫です。

瞑想は「何も考えないこと」ではなく、 今ここに意識を戻す練習として、短い時間から始められます。

1. 瞑想とは何をする時間?

瞑想という言葉を聞くと、「頭を空っぽにする」「何も考えない状態になる」 というイメージを持つ人もいます。けれど、実際には考えが浮かぶこと自体は自然です。 大切なのは、考えが浮かんだことに気づき、 そのたびに呼吸や音、体の感覚など、自分が決めた対象へ静かに意識を戻すことです。

仕事のこと、明日の予定、人間関係、さっき見たSNSの内容など、 じっとしていると頭の中にはいろいろなことが出てきます。 「考えてはいけない」と力を入れるほど、 かえって同じ考えが気になってしまうこともあります。 瞑想では、そうした思考を追い払うよりも、 「今、考えが浮かんだ」と気づいて、また今ここに戻ることを繰り返します。

そのため、瞑想は特別な才能が必要なものではありません。 集中が途切れても、雑念が出ても、眠くなっても、 そのたびに気づいて戻ること自体が練習になります。 初めての人ほど、最初から長時間続けるより、 数分だけ静かに座るところから始めるほうが負担なく続けやすいです。

2. 初心者向け・基本の瞑想のやり方

基本の瞑想は、とてもシンプルです。 まず、数分間だけ邪魔が入りにくい場所を選びます。 椅子に座っても、床に座っても、横になってもかまいません。 姿勢を完璧に作ることより、 苦しくなく、その時間を無理なく保てることを優先してください。

1
今の状態を選ぶ
落ち着きたい、休みたい、集中したいなど、そのときの気分に近いものを選びます。
2
おすすめを見る
選んだ状態に合う瞑想・ラジオ・ポッドキャストなどの候補が表示されます。
3
コンテンツを選ぶ
長さや内容を見ながら、その夜に無理なく続けられそうなものを選びます。
4
そのまま再生する
既存の再生画面で、映像や音声に集中しながら静かな時間を過ごします。

自分で瞑想するときは、タイマーを短めに設定して、 呼吸の感覚に注意を向けるだけでも十分です。 息を吸ったときに鼻の周りが少し冷たく感じる、 吐くときに胸やお腹がゆるむ、 そうした小さな変化を観察します。

途中で考えごとに気づいたら、 「失敗した」と判断せず、 ただ呼吸に戻ります。 これを何度も繰り返しているうちに、 自分の意識がどこへ向かいやすいのかも少しずつ見えてきます。

3. 呼吸はどう意識すればいい?

瞑想中の呼吸は、基本的には自然な呼吸でかまいません。 無理に深く吸ったり、一定の秒数で呼吸し続けたりしなくても大丈夫です。 呼吸を「変える」よりも、今起きている呼吸を「見る」感覚で始めると続けやすくなります。

たとえば、息を吸うときに胸が少し広がること、 吐くときに肩が下がること、 お腹がゆっくり動くことに意識を向けます。 どこを感じ取りやすいかは人によって違うため、 鼻、胸、お腹のうち、分かりやすい場所を一つ選ぶだけで十分です。

呼吸を数える方法もあります。 吐くたびに心の中で「1、2、3」と数え、 10までいったらまた1に戻します。 途中で数字が分からなくなったら、それは集中が切れたことに気づけた合図です。 また1から始めれば問題ありません。

4. 雑念が浮かぶときはどうする?

「瞑想をすると雑念ばかり浮かぶ」という悩みはとてもよくあります。 けれど、雑念が浮かぶことは瞑想ができていない証拠ではありません。 人の頭は、何もしていない時間でも自然に過去や未来へ動きます。 その動きに気づき、戻ってくることが瞑想の中心です。

思考が浮かんだときは、 内容を分析し始める前に「考えている」とだけ気づきます。 仕事のことなら「仕事のことを考えていた」、 不安なら「不安が出てきた」と軽く名前をつけてもかまいません。 そのあと、呼吸や音へ注意を戻します。

何度戻ってもすぐに別の考えが浮かぶ日もあります。 そんな日は、静かな無音の瞑想より、 ガイド音声や一定の環境音があるコンテンツのほうが集中しやすいこともあります。 自分に合う方法を変えることは、瞑想を諦めることではありません。

5. 寝る前の瞑想のやり方

寝る前の瞑想では、「絶対に眠らなければ」と考えすぎないことが大切です。 眠ろうと努力するほど頭が冴えてしまう夜もあります。 まずは眠ることを目標にせず、 体を休める時間だと考えて静かな音声や呼吸へ意識を向けてみてください。

ベッドに横になった状態で、 足、脚、お腹、肩、顔の順に力が入っていないか確認する方法もあります。 力を抜こうと無理をせず、 「今ここに少し力が入っている」と気づくだけでもかまいません。 呼吸が自然にゆっくりしてきたら、そのまま音や声を追わずに休みます。

寝る前にスマートフォンを使う場合は、 画面を見続ける必要のない音声中心のコンテンツを選ぶと、 視覚的な刺激を増やさずに済みます。 UNTAの月見の間でも、その夜に落ち着いて過ごしたいときは、 長さや内容を見て無理のないものを選べます。

6. 集中したいときの瞑想

勉強や仕事を始める前に、 頭の中が散らかっていて集中できないと感じることがあります。 そんなときは、長い瞑想よりも短い時間だけ呼吸や音へ意識を集め、 これから行う一つの作業へ切り替えるために使う方法があります。

まず数分だけ座り、 呼吸へ注意を向けます。 そのあと「次の30分はこの作業だけをする」というように、 終わったあとに取り組むことを一つだけ決めます。 瞑想そのもので集中力を無理に高めようとするより、 切り替えの合図として使うと日常に取り入れやすくなります。

集中用の音声や環境音が合う人もいれば、 無音のほうが落ち着く人もいます。 「この音なら集中できるはず」と決めつけず、 実際に使ったあとに作業へ入りやすかったかで判断してください。

7. 気持ちがざわつく日の使い方

人間関係で疲れた日、嫌なことが頭から離れない日、 理由は分からないけれど気持ちがざわつく日には、 何とか気分を変えようとするより、 まず今の状態に気づく時間をつくる方法があります。

「怒っている」「不安」「疲れている」「寂しい」など、 一言で表せるなら、その言葉を心の中で確認します。 はっきり分からないなら「落ち着かない」だけでも十分です。 そのうえで、呼吸、体の感覚、音など、 今ここにあるものへ注意を戻します。

感情を消すことを目的にすると、 変わらない自分に焦ってしまうことがあります。 瞑想は、気持ちをなくすためではなく、 今どんな状態なのかに気づき、 少し距離を取って眺める時間として使うこともできます。

8. 何分くらいやればいい?

瞑想に「必ず何分以上」という決まりはありません。 初心者なら、長い時間を我慢して続けるより、 数分でも「今日はここまで」と気持ちよく終えられる長さから始めるほうが続けやすいです。

5分でも落ち着ける人もいれば、 もう少し時間があったほうが切り替えやすい人もいます。 寝る前なら長めの音声を流したまま休むこともできますし、 勉強や仕事の前なら短い時間だけ使う方法もあります。

長さを選ぶときは、 「理想的な時間」より「今日の自分が無理なく取れる時間」を基準にしてください。 毎日30分できないからやめるより、 数分を必要な日に使えるほうが習慣として続きやすくなります。

9. 音声・ラジオ・ポッドキャストを使う方法

静かな瞑想が合わない日には、 声や音があるコンテンツを使う方法もあります。 誰かの声が少し聞きたいとき、 無音だとかえって考えごとが増えるとき、 完全に集中するよりゆっくり気持ちを切り替えたいときは、 ラジオやポッドキャストのような形式が合うこともあります。

ここで大切なのは、 瞑想だけを「正しい休み方」と考えないことです。 静かに呼吸へ集中する夜もあれば、 やさしい声を聞いているほうが安心できる夜もあります。 自分の状態によって必要なものが変わることを前提に選んでください。

10. UNTA「月見の間」の使い方

日本版UNTAの「月見の間」は、 コンテンツの種類から先に選ぶのではなく、 今どんな時間が必要なのかから入る場所です。 まずUNTAが今の状態を尋ね、 ユーザーが近い状態を選ぶと、 内部のタグをもとに合う瞑想・ラジオ・ポッドキャストなどを表示します。

静かに落ち着きたい
呼吸や穏やかな音に意識を向けたい夜に。
少し休みたい
長く頑張るより、短い休息を入れたいときに。
頭を切り替えたい
勉強や仕事の前後など、意識を一度リセットしたいときに。
誰かの声を聞きたい
無音よりも、ラジオやポッドキャストのような声がほしい夜に。

表示される内容は、その時点で日本版に登録されている有効なコンテンツによって変わります。 そのため、固定された数本のプログラムだけを案内するのではなく、 実際の画面に表示されるタイトル、再生時間、利用条件を確認して選んでください。

再生を始めると、既存の再生画面へ進みます。 途中でやめたくなった場合は無理に最後まで続ける必要はありません。 今日は数分で十分だと感じたら、そこで終えてもかまいません。

11. 無理なく続けるためのコツ

瞑想を続けるうえで一番大切なのは、 毎日完璧に行うことより、 必要なときに戻れる形をつくることです。 「毎晩必ず20分」と決めて負担になるなら、 「寝る前に余裕がある日は5分」くらいから始めるほうが現実的です。

すでにある習慣と組み合わせる方法もあります。 歯を磨いたあと、仕事を始める前、 お風呂を出たあとなど、 普段必ず行う行動のあとに短い瞑想を置くと、 新しい習慣として思い出しやすくなります。

また、毎回同じコンテンツを使う必要もありません。 今日は静かな瞑想、 明日はラジオ、 疲れている日はポッドキャストを少し聞くだけというように、 その日の状態に合わせて選ぶほうが自然です。

瞑想は医療行為ではなく、 病気や症状の診断・治療を目的とするものではありません。 強い不調が続く場合や、 日常生活に大きな影響がある場合は、 必要に応じて医療機関や専門家、公的な相談先を利用してください。

UNTAの月見の間は、 「何かを達成する場所」ではなく、 話すより静かにしていたい夜に立ち寄れる場所です。 うまくできたかを採点せず、 その日の自分が少し休めたなら、それで十分です。